何もかもが終わった世界
都内で感染した自宅療養中の30代の女性が自殺した。
遺書には、周囲に迷惑をかけてしまったと書いてあったそうだ。なんとも悲しいことだ。感染したのは自分のせいではないのに。そんなに自分をせめなくてもいいのに。
未来が見えなかったのだろう。生きる意味があるのか、仕事もなくなり自分の居場所がなくなり、生きる価値が見いだせなくなる。ふとそう思った時に、命をたってしまうのでないか。そう思っている。私も去年、同じことを思ったことがある。その時は思いとどまったが、もしかしたらあの世に行っていたかもしれない。先が見えてこないと不安になる。
他の人は知らんけど、俺は計画をたて、その目標に向かって行動するタイプだ。今のコロナ禍では、まったくといいほど予想ができない。いつまでこの状態が続くのかわからない。
この状態がずっと続くのなら、そりゃ生きていけんわとさえ思う。ワクチンができようとも、ウイルスは変異する。
実際、アフリカ種にはワクチンが効かないという報告もあった。ワクチンは特効薬ではなく、あくまでも症状を緩和させるものだ。もう誰も止められないところまできている。
あとは全員感染して、生き残るものは生きる。そんなことになる。10年後には、ただの風邪になるそうだ。そこまで弱毒化するまでに、どれほどの人間が亡くなっていくのか。
あの時、中国からの旅行者を止めていれば、犠牲者を出すことはなかった。政府を怨み、自民党を怨む。
もう期待はするな!そう何もかもが終わった世界だ!