人生
いままで会社という、自分を守ってくれる存在があった。会社に定年まで務め、家族をもち、安定した人生を送ることができた。
まさに夢のような社会があった。
そう、むかしの日本だ。
守ってくれる存在があったから、みんな弱い者を助けようとした。それが今、荒廃した社会になってしまった。弱い者は、人生を脱落していく。無理して這い上がることは、困難を極めるであろう。選択肢が狭い社会だ。
自分で選ぶのが、人生なのだが。
選ぶ選択肢が狭いとは。悲しい社会だ。
好転しない社会で、生きていくのだ。
自分で小さい楽しみを、探すしかない。
相当タフでないと、ひとりで生きていくのは難しいだろう。
死んだら終わり。
どう生きるより、いかにして生きるのか。
なんとも寂しい時代だわ!