私は暗闇が好きだ。暗闇は、なぜか落ち着くことができる。風呂場では体を洗う以外は真っ暗だ。そこで20分ぐらい目を閉じている。
目を閉じながら、ただ無心のままだ。
そこには何の意味もない。生きる意味と同じだ。ただ生きるのと同じだ。
余計なことを考えず、ただ目を閉じる。
それでいいのだ。生きることが、難しい時代に入った。無心でいることがいちばんいい。
余計なことは考えず、いつもやっていることを繰り返す。これで時間が過ぎる。
そして水が流れる音を聞き、ヤクルトを飲んで寝る。睡眠して今日が終わる。