人生哲学

人のために働くことはいいことである。結果を伴った貢献をするのが、自分の喜びだったこともあった。だが目先の金に執着する損得勘定のひとだとわかると、とたんに冷めてしまう。資本主義だから金の価値は偉大だ。おれの価値観は、金の価値観がないと仮定して、そのひとにどんな価値があるのか計ることにある。今の金持ちは、ほとんどが金を多くもっているだけの価値のない人間ばかりだと思う。いわゆる人徳のない人間ばかりということである。そしてそうゆう人間に限って品格がまったく感じることができない。金を多くもっているだけの人間に、媚び諂う人間も大嫌いである。今のまわりには、品格のない人間ばかりなので、飲みに行かなくなった。来年は後輩の立ち上げたばかりの仕事を手伝うことにした。この後輩も自分より人のため動く人間だからだ。あとの残りの人生は、金よりも人徳を優先することにした。おれもつられて、目先の金を優先してしまうところでした。こういうことが、運を左右することになる。人生は一度きりだが、美学というものがある。人生の最後は、充実した笑顔で終われるようにひとのために生きるわ。
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