器

普通の人はメンタルを保つために、他人と比較して自分の立ち位置を確認してんだろうね。 その指標が容姿や金や資産などになるのかね。それが向上心につながるとか思っているアホばかりなんだろうね。飲みに行ってもあの人はどうとか、悪口ばかり言ってないかい。 そんな無理して関係を続ける意味がわからねーわ。基本嫌いなやつとは、つきあわないしね。おれは飲みに行くと人生と哲学の話をするのが好きだ。飲むことはこれからの生き方を学ぶ機会であると思う。だから尊敬するひとか、器のデカイひとしかいっしょに飲むことはない。だから飲みに行くことはあまりない。ひとり飲みも挑戦してみようかな。人間は生まれ持っての器があると思う。ケチな金持ちに限って器が小さい。ひとのために金を使いたくないのだ。ひとのために金を使って、相手の喜ぶ姿を見たいと思う心が、まったくない。 そして有名人が知り合いとか、いくら儲けたとか、やたら自慢する。謙虚さもない。自分さえよければいい。そんなケチな器の小さい金持ちを崇めるアホどもがいる。そのような人たちだから、同じような感じの人間が集まるわけよ。類は友を呼ぶとは、よく言ったもんだね。むかしのひとは、すごいですね。そんな人間とかかわると運気が落ちるから、関わらないようにしている。よく飲みに誘われるが、全てお断りだ。金を持っているだけの奴は金の価値がなくなったら終わる。これからは人間性の時代がくるのかもしれない。おれは金持ちじゃないけど、人のためには動くよ。嫌いなやつは、やらねーけどな。当たり前か！ そういう面が見えてきたから、今年で会社を辞めることにした。来年は後輩の起ち上げたばかりの会社に、入る予定だ。席をひとつ開けて待ってますだと。かわいいこと言ってくれるわ。あとの残りの時間で、できるだけやってあげたい。生き方も教えてあげたい。必要な金は貯金するけど、あまり金に固執しないようにしよう。それでは。
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